畳に潜む“見えないリスク”とは?
畳は直接、肌・足裏・顔が触れる柔道の「舞台」であるにもかかわらず、清掃の実態は不十分であり、以下のような感染リスクが日々潜んでいます。

⇦寝技をしている横でまさに!

この血痕をティッシュで拭き取る
見えない血痕はまだまだ、、、、
● 主な感染源と病原体の種類
感染源 | 主な菌・ウイルス | 感染経路・特徴 |
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裸足での出入り | 大腸菌、白癬菌(みずむし菌) | トイレや廊下から足裏を介して畳へ持ち込み |
汗・皮脂・血液 | 黄色ブドウ球菌(マット菌)、真菌 | 擦り傷や粘膜から侵入。皮膚炎、化膿、MRSAなどを引き起こす |
飛沫・咳 | コロナ、インフル、EBウイルス、A型肝炎 | 畳に落下し、再接触・吸入により感染拡大 |
共用道具・タオル・帯 | カビ・真菌・ウイルス | 畳に落ちたものから別の子へ間接感染 |
畳の隙間・シボの凹凸部分 | 菌・汚れがたまりやすい | 掃除機やモップでは取り切れず、菌の温床になる |
● 唾液に含まれる病原体の畳上での生存期間
病原体 | 感染症名 | 畳上での生存時間 |
コロナウイルス | 新型コロナ | 最大72時間(NEJM 2020) |
インフルエンザ | 季節性インフルエンザ | 数時間〜数十時間 |
EBウイルス | 伝染性単核球症 | 唾液中に長期間存在可能 |
ヘルペスウイルス | 口唇ヘルペス | 再活性化リスクあり |
A型肝炎ウイルス | 感染性肝炎 | 経口感染リスク、接触感染あり |
👉 感染源は“目に見えない”からこそ、プロによる除菌・防臭・抗菌対策が不可欠です。